Excel*家計簿 | 『家計の整理』で年間と毎月の支出を整理する

『家計の整理』で年間と毎月の支出を整理する

一年間の全体の支出と毎月の支出を整理できるExcelファイル『家計の整理』を作りました。 家計の全体像を把握するためのお役立ちツールですので、興味がありましたら是非ダウンロードしてみてくさい。

ちなみに、ダウンロードしたファイルには当サイト管理人の80%リアルな数字が記入してありますので、かなりリアルです(笑)

『家計の整理』の目的

  • ・毎年一度、数年に一度、数ヶ月に一度といった年単位の支出を毎月の支出に均して、それらの支出に備えて本来は使ってはいけない毎月の見えない支出を可視化します。
  • ・見えない支出を可視化した結果、毎月手元に残っている本当の金額(本来使えるお金)を把握します。
  • ・どの部分が、どれだけ支出を削れるかを把握します。

『家計の整理』の説明

3種類に分かれた支出

固定支出
住宅ローンの返済(支出かこれ?)や、固定資産税の支払いなど、必ず発生し、止めることもできない鬼のような支出です。
半固定支出
生命保険・医療保険や、NHK視聴料、ネット回線費用など、契約で定められた支出です。無理やり削ることも出来なくはないですが、面倒くさい契約プランの変更で保障がショボしたり、ネットが見れなくなるなど、リスクと不便を負わないといけなくなります。
流動支出
水道光熱費や、食費、日用品といった普段のお買い物など、意思次第でどうとでもなる支出です。支出を削る場合は、主にここから削る形になるかと思います。

各列について

費目・支出概要
電気代や上下水道代、食費といった費目や、支出に独自に名前をつけたものを記載します。ポイントは支出単位で細かく分けることです。例えば、幼稚園に関する支出の場合、毎月かかる通常の保育料、送迎バス代、年に数回の冷暖房費の支払いを一つにまとめずに分けましょう。何にどれだけお金がかかっていて、削れるのか削れないのかが判断しやすくなります。
支出金額
固定費・半固定費については一度の支払いに必要な金額を記載します。食費や日用品などの日々発生する流動支出については、月単位にまとめた予算を記載します。
支出発生月数
1年間で支出が発生する月の数を記載します。例えば、毎月発生するのであれば『12』、年に一度であれば『1』、2年に一度であれば1/2ですので『0.5』といった具合です。年間支出の算出に使用されます。
年間支出金額
「支出金額」×「支出発生月数」で算出された、その費目の1年間にかかる金額です。
支出のタイミング
毎年6月,10月,12月や、毎月、2年毎(10月)といった支出が発生するタイミングのメモ書きです。
支出方法
現金もしくはカードのどちらかです。キャッシュが必要なのか、カードで良いのかを把握したり、ポイント目的でカード支払いに変えられるものはどれかを判断する目的もあります。
毎月に調整した支出金額
「年間支出金額」を12ヶ月で割ったもの、その費目が毎月かかっている金額です。ここで、年単位の支払いが毎月に均された金額が把握できます。
備考
その他費目に関するメモ書きを記載します。
削る方法
支出を削る方法があれば、ここにメモ書きをします。

確認してほしい箇所

「毎月に調整した支出金額」で、年単位で発生する支出が毎月の支出として可視化されていますので、この列の合計「月額支出」で本当の意味で発生している毎月の支出と、手元に残るお金「月残高」に注目してください。

余談

当サイトの管理人は男ですが、妻が家計の管理を放棄しているため不本意ながら私が家計を預かっています。 家計が苦しいことは妻もわかっているようですが、具体的にどれだけ苦しいのかがわからないので、結構色々買いたがるんですよね。 その都度「お金がない」と伝えるわけですが、毎回ウンザリされるわけですよ。

そこで、苦しい家計の状況を具体的に知ってもらうために妻向けに作った資料が『家計の整理』です(笑)

あまりの惨状にちょっとショックを受けてたのが印象的でした・・・まぁ説得材料としては良い出来の資料だったというわけですね。